「ドライヤーで髪を乾かす」
実はこれ、男性にとっても重要な習慣だったりします。
髪は男女ともに、自然乾燥よりもドライヤーできちんと乾かした方が良いとされています。
髪を洗った後、すぐにドライヤーで乾かすことでパサパサ感を抑え、頭皮の健康も維持できるからです。
つまり、短髪な男性もドライヤーを使った方が髪にとってシアワセ!
ということで、今回はメンズに合ったドライヤーの選び方を解説します。
メンズ用ドライヤーを選ぶときは、ここをチェック
ドライヤーを選ぶ際にチェックしておきたい、基本的なポイントは
- 重量
- 風量
- 温度
の3つです。
では,順に解説していきましょう。
1.重量
ドライヤーをかけるときは、ずっと片手でハンドルを握って様々な角度へと動かします。
そのため、途中で腕が疲れにくい軽量なモデルを選びたいところですね。
重さが気にならず、快適に使える重量の目安として500g程度を基準とすると良いでしょう。
2.風量
ドライヤーを選ぶ際は風量も意識しましょう。
風量とは「風の強さ」です。
風量が大きいドライヤーほど、速乾性に優れているドライヤーと言えます。
そして速乾性に優れたドライヤーには、
- すぐに髪を乾かせるため、身支度を時短できる
- 頭皮に熱を当てる時間が短くて済むので、皮膚を痛めにくい
といったメリットがあるので、是非とも風量が大きめのドライヤーを選びたいところです。
一般的なドライヤーの風量は1.3㎥/分と言われていますが、風量が大きいとされるドライヤーは1.5〜2.0㎥/分ほどの風量を持つので、この間で選びたいところ。
目安として、よほどのロングヘアでもなければ1.6㎥/分前後のモデルを選ぶと良いでしょう。
3. 温度
「温度」つまり、送風される風の熱ですが、髪を乾かすのに適切な温度は80℃とされており、これ以上の温度で乾かし続けるのは髪を痛めてしまうためNGです。
とはいえ、明確に「◯℃」と温度設定できるというよりは、「温風/冷風」や「ターボ/セットモード」と2〜3モードくらいで切り替えできるモデルが一般的です。
なので、気になるモデルのカタログや公式サイトのスペック表にて、温風モードの温度をかくにしておきましょう。
大抵の場合、温風や熱風といったモードは80℃前後のはずです。
チェックしたい便利機能
ここまでは、ドライヤーを選ぶときに最低限意識しておきたい項目をお伝えしてきました。
上記の基本的なことを踏まえ、更に
- 冷風モード
- アタッチメント
- 自然乾燥との違い
について知っておくと、選ぶ際の判断基準として便利かもしれません。
冷風モードはなぜ必要?
最近のドライヤーのほとんどには、「冷風モード」というものが搭載されています。
「乾かすのに、なんで冷風?」と思われた方も多いのではないでしょうか?
この冷風機能。
実は「乾燥しすぎを防ぐ」ためのものであって、
- 髪をキレイに仕上げる
- ヘアセットを長く持たせる
といった効果を得られるのです。
ドライヤーをかけ終わった後に冷風を当てることで、特に髪型のボリュームが大きくなりすぎるのを防ぐことができるため、
- 時間が経つと、なぜかボリュームが大きくなりすぎたり、広がってしまう
- ストレートパーマ・縮毛矯正をかけるか悩む
といった方で、これまで冷風モードを使ったことのない場合であれば、「冷風モード」はまさに盲点のようなモードといえます。
特にセット後、スタイルの膨らみすぎでお悩みの方は試してみると良いでしょう。
アタッチメント
ドライヤーに付属するアタッチメントの種類についても知っておきましょう。
ドライヤーには、目的に応じて先端にとりつけるパーツが付属しているモデルもあり、これを「アタッチメント」と呼びます。
アタッチメントには
- 速乾ノズル
- 根本速乾ノズル
- セットノズル
などの種類があり、「はやく乾かしたい」「部分的にブローを当てたい」といった場合に応じて取り付けます。
また複数アタッチメントが付属していなくても、ドライヤーには標準のノズルが取り付けられていますが、これを外しての使用はお勧めできません。
ノズルなしでドライヤーを使用した場合、髪に対して熱すぎる温度の風が出てしまい、髪を痛めてしまう恐れがあるからです。
そもそも自然乾燥じゃダメなの?
短髪やベリーショートの方ですと、
「すぐ乾くから、いつも自然乾燥」
「ほっといても乾くし、ドライヤーいらなくね?」
と思われる方も多いかもしれません。
確かに、髪は熱に弱いため
「ドライヤーの熱で、かえってダメージになる」
「ドライヤーをかける時間がもったいない」
ということから、とくに短髪の方は自然乾燥させる方も多いようです。
しかし、髪は湿ったままの状態だと
- 開きっぱなしのキューティクルから髪の栄養分が逃げてしまう
- 頭皮が湿ったままだと冷えてしまい、血行不良になりがち
というデメリットも発生してしまうのです。
適切な温度であれば、ドライヤーの熱による髪へのダメージは抑えられます。
また速乾性の高いドライヤーを選ぶことで、髪を乾かす手間もある程度は時短できるでしょう。
なので短髪であったとしても、ドライヤーを使って髪を乾かす習慣をオススメします。
メンズ用ドライヤー おすすめ5選
ここではメンズにオススメ!&コスパに優れるドライヤーを5選び紹介します。
今回はお手頃モデルにスポットを当て、「5,000円以下」の価格に絞って選んでみました。
マイナスイオンドライヤー MD-15
おすすめポイント
冷風モード(COOL)に1.6㎥/分の速乾性、収納に便利な折りたたみ式ハンドルと、普段使いであれば十分便利につかえるオーソドックスモデル。
本体も400gとかなり軽量な部類に入るので、気軽に使えそうですね。
本体カラーはブラックとホワイトの2色展開。
ブラックはピンクのラインが入った女性向け意識ですが、ホワイトはモノトーン調ですので、男性にもGood!
価格:3,880円(税込)
コイズミ KHD-9330
おすすめポイント
こちらもオーソドックスなスペックのモデルですが、風量が1.9㎥分と結構大きいのがメリット。
更なる速乾性とコスパの両方を求めるなら、こちらのモデルがオススメです。
価格:3,850円(税込)
Bestore折りたたみ式ヘアードライヤー
おすすめポイント
ショートヘアであれば約5分で乾燥可能な速乾性に、ノズルも多数付属でウェーブなどにも対応可能。
こちらもブラック/ホワイトなどメンズ向けのカラー展開もありますので、ヘアスタイルを遊びたい方にはコスパ高な一台です。
価格:4,580円(税込)
コイズミ KHD-9740-W
おすすめポイント
とにかく軽い!本体重量わずか360g。
それでいて風量1.6㎥を実現し、速乾性も持ち合わせていてリーズナブル!
シンプル機能で価格を抑えたい、気軽に使いたい方にはオススメです。
価格:3,260円(税込)
TESCOM TID1100B-W
おすすめポイント
一見、風量大きめ(1.9㎥/分)で価格もリーズナブルな高コスパモデルに見えますが、他モデルと特徴的なのがプラグ。
「レバーを押して抜く」という、細かなところにも配慮してあるあたり面白い一台です。
またアタッチメントを付け替えるのではなく、回転式のフードの開閉によって風が当たる範囲を調整できるのも、パーツ管理の手間が省けて便利ですね。
価格:4,250円(税込)
まとめ
メンズ向けドライヤーを選ぶポイントは、次の5つをチェック
- ポイント1:重量は500g以下が持ってて疲れない
- ポイント2:風量は1.6㎥以上が速乾性あり
- ポイント3:温度は80℃程度、それ以上の温度は髪を痛めるのNG
- ポイント4:アタッチメントは複数あるといろんな乾かし方に特化できて便利
- ポイント5:冷風モードは仕上げに使うと、ヘアセットが長持ち!
なお、アタッチメントは別売りで購入できる場合もあります。
後から必要になりそうな場合、メーカーの販売サイトでチェックしておくとよいでしょう。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
コメント