冬になると、気になるのがお部屋の乾燥。
特にお肌が乾燥しやすい方にとって、お部屋の空気が乾燥するのは切実な悩みではないでしょうか?
そんな、空気が乾燥する時期の強い味方
「加湿器」
今回は加湿器を選ぶ上でのポイントや、おすすめの加湿器を紹介いたします。
これから加湿器の購入を考えている方の参考になれば幸いです。
この記事でわかること
- 加湿器を選ぶ際、特に意識したいポイント3つ
- 電気代の安い加湿器の選び方
- 加湿器の種類とその特徴
- 加湿器をお得に買う方法
加湿器を選ぶ基準
お部屋の乾燥が気になるから、加湿器を置きたい。
けど、どう選んだらいいかわからない!
そんな方は、まず次の3点をチェックしましょう。
加湿器を選ぶときの3つのポイント
- 電気代を安くするなら初期投資すべし!
- タンク容量はどれくらい?
- メンテナンスは必須
電気代を安くするなら初期投資すべし!
加湿器を購入する際、どうしても気になるのが「電気代」
エアコン同様に長時間つけっぱなしにする家電ですので、使った分だけ電気代が発生してしまいます。
そこで加湿器を選ぶ際のポイントとして重要なのが 「エコモードがあるかどうか」 です。
最近の加湿器には「エコモード」や「エコ運転モード」と呼ばれる、電力を抑えて稼働してくれるモードが搭載されたものもあります。
このエコモードはモーターなどの駆動系の質が良いほか、センサーなどでお部屋の状態をチェックし、無駄に加湿し過ぎないことも実現しています。
つまり、エコモードが搭載された加湿器は電気代が安いだけでなく、お部屋が湿りすぎずカビが発生しにくいという利点もあるのです。
エコモードを搭載した加湿器は高価になりがちですが、長い目でみると初期投資と言えるでしょう。
目安として、エコモードを搭載した加湿器の価格相場は7,000〜10,000円程度です。
タンク容量はどれくらい?
次にチェックすべきは加湿するための水を貯蔵するためのタンク容量と加湿量です。
特に知っておきたいのは加湿量の見方です。
カタログを見ると 「○○ml/h」 というかたちで記載されていると思います。
これは「1時間あたりにどれくらい加湿できるか」ということを示しています。
単位のmlはミリリットルといい、消費する水の量で、hは時間(hour)です。
ほとんどの場合、タンクの容量がL(リットル)で記載されているのでわかりにくいかと思いますが、1リットルは1,000ミリリットルです。
「タンクの量に1000をかける」と覚えておきましょう。
たとえば、タンク容量が3Lで加湿量が300ml/hであれば、10時間加湿できることになります。
メンテナンスは必須
水分を扱う以上、加湿器は日頃のメンテナンスも重要な家電です。
万一、中の水分が不衛生なまま加湿してしまうと、様々な健康被害を及ぼすことになりかねません。
また加湿器の種類によって、メンテナンスの方法や手間も異なります。
特に中の水は毎日変える、念入りな清掃といったことは必須ですので、怠らないようにしましょう。
加湿器の特徴をタイプ別に解説
加湿器にはいろいろなタイプがあり、加湿方法が異なります。
それぞれメリット・デメリットがありますので、自分の用途に合ったタイプの加湿器を選びましょう。
主な加湿器のタイプ
- スチーム式
- 気化式
- 超音波式
スチーム式
内蔵されたヒーターよって水分を蒸発させ、加湿するタイプのものです。
構造が単純であることから、かなり乾燥している状況でもしっかりと加湿できるという面では、信頼が高いとされています。
また、そのシンプルな構造が故にメンテナンスも容易です。
普段忙しい一人暮らしの方や、家事をできるだけ時短したい方には良いかもしれません。
ただし、電気代が比較的高くなりがちであり、また熱を保ちやすいため安全面では十分配慮が必要です。
気化式
気化式の加湿器は、フィルターに水分を染み込ませ、それを蒸発させることで加湿をします。
最近ではUSB充電できる卓上用のものも発売されていますので、テレワークをされる方はひとつあると良いかもしれません。
気化式のメリットとして、加湿量が優しめであるため結露しにくく、また安全性も高いということが挙げられます。
なので、お子さんがいらっしゃるお部屋にも安心して設置できます。 しかし、加湿量が控えめであるがゆえに広いお部屋では力不足となるでしょう。
超音波式
超音波による振動によって、水分を気化させる方式の加湿器です。
超音波式のメリットとして、大きな駆動部分がないことからとても静かであることが挙げられます。
なので、職場などへの設置にも最適ですね。
また本体価格やランニングコストも安価であるため、コスパがいいのも嬉しい特徴です。
ただし、他の機種と比べて雑菌が発生するリスクも高いので、衛生面にはより一層の配慮が必要です。
加湿器をお得にゲットする方法
次の3つのポイントを意識して、加湿器本体にかかる費用も節約しちゃいましょう。
- 9〜10月ごろに旧機種を狙う
- キャッシュレスやポイント還元をうまく活用
- ネットショップで購入
では、順に解説してまいります。
9〜10月ごろに旧機種を狙う
加湿器に限らずですが、ボーナス期や決算期は家電全体が大幅値下げします。
ですが、その時期をピンポイントに狙うのはあまり得策ではありません。
セール時期にちょうどシーズンの家電を購入となると、人気が故に購入のしにくさというのもあります。
そこで、シーズンとなる少し前の値下がりする機種とその時期を狙うのが得策といえます。
加湿器は冬物家電であり、ちょうど年末年始のセールもあることから12月前後の購入は激戦となります。
メーカーもそれに合わせて少し前、つまり10月ごろから新機種を投入し始めます。
よって入れ替わりで旧機種も安くなるため、特に最新であることにこだわりがないのであれば、型落ち品をお得にゲットでるワケです。
キャッシュレスやポイント還元をうまく活用
家電量販店によっては、ポイントカードの還元率が高めなところもあります。
常日頃、そのお店で購入するのであればポイント還元を狙うのも一つの節約術です。
また、最近はキャッシュレス化の推進により、決済アプリのポイント還元を狙うという方法もあります。
ネットショップで購入
ECサイトでの販売価格は、全体的に実店舗の販売価格より安価な傾向にあります。
また送料無料の商品も多く、店舗から運ぶ手間も省けるという意味ではスマートな手段ですね。
更に購入した方のレビューも確認できるため、情報収集のしやすさもネット購入のメリットと言えるでしょう。
まとめ
では、今回のまとめに入りましょう。
- スチーム式は安定した加湿が可能。ただし費用面・安全面で要注意
- 気化式は安全性が高いが、加湿する力は弱め
- 超音波式は静音でコスパが良いが念入りな手入れが必要
結論として、お手軽に使えるのはスチーム式や気化式ですが、コスパを考えると超音波式を丁寧にお手入れしながら使う、ということになりますね。
使用時間や設置場所など、生活スタイルの兼ね合いを見ながら適切なタイプを選択しましょう。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
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